長い目で見るとマイナス

るるだって分かってただろうけど、るるのしたことは結局ただの自己満足であって、本当に人類のことを長い目で考えたなら、残念だけどむしろマイナスだったのではないかと思います。たった一人の天才が描いたシナリオで訪れた平和は、突然現れた神様が世界を平和にしてくれました、に近いものがあります。手っ取り早く十数年の平和を実現するには便利な方法かもしれないけど、例え不可能でもあえて恒久的な平和を望むなら、むしろ逆効果ではないでしょうか。
システムによって強制的に争いを無くすことは平和ではない、と定義した場合、本当の平和は人類全体(の意識、思慮、モラル)が底上げされなくては実現しません。けれど、一人の頭で計画し、その意図の元に世界を操って無理矢理”平和”にしてしまうことは、人類を甘やかしているだけで、むしろ人類が苦しみ、悩み、反省する機会を奪ってしまったともいえる。るるを悪の象徴にすることで、怨みを買うのはるる一人で済むけれど、本当はきちんと追求されなくてはならない悪事や罪人をうやむやしてしまった(例えば黒の騎士団は、ナリタで一般市民に犠牲を出したけれど、ゼロが英雄になったことで、遺族は彼等を非難出来なくなってしまったはずです)。
るるも人類の一員ではありますが、自分の考えを示して人々を説得するのではなく、あくまで秘密裏に世界を操ったのだから、厳しく言えば強制となんら変わらないし、どうせ強制するのなら、しゅな様のダモクレスとか、ぎあすで集合無意識に「争いを止めろ!」と命令した方が、死者ははるかに少なくてすんだはずなんです。明日を求める人間の意思を蔑ろにしたくないから、そこまではしなかったんでしょうが…本気で人類に成長を促したいなら、裏から手を回してやるのではなく、戦いが長引いたとしてもあくまで人類の自主性に任せた方が良かったんじゃないでしょうか?勿論、るるは自分のせいで多くの犠牲者を出してしまったから、傍観するのではなく、自分に出来る最大限のことをして世界に償いたかったんでしょうけど。…でも、それもある意味では自惚れじゃないかと思うんです。ゼロやブリタニアがどんなに影響力があったとしても、それだけで世界情勢が決まった訳ではないでしょう。ゼロがどんなに民衆を扇動しても、それに乗るかどうかは民衆次第だし、皇帝が侵略を命じても、国民が必ず従うとは言い切れない。世界がああなった責任は、極端な話、全人類に等しく存在すると思うんですよ。人類をどうするかは、一人じゃなく、人類皆で考えるべきだったんじゃないか?少なくとも、あの結末を望まない人間が一人でもいる以上は(具体的にはななりーとかミレイとかリヴァルとか)。
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最初の頃は、

ぎあす一期が始まった当初は、悪役として罪を被って死んで事態を収集するのはてっきりゼロだと思ってました。そのために、正体不明の正義の味方をでっちあげたんだと。悪の象徴であるブリタニア皇帝を倒しても、その過程で犠牲を出す以上は正義のヒーローもまた憎しみの的になる、だから皇帝とゼロは差し違えて、遺族の溜飲を下げる必要がある。だけど、るるはななりーを放って死ぬ訳にいかないから、顔のないゼロという象徴を人身御供にするんだろうと。少なくとも、二期の途中までるるは生きて幸せになる道を諦めてなかった(かれんに全てが終わったら学園に帰ろうって言った時、自分も帰るつもりだったと思う)ので、何かが少し違っていたら、…例えば、ゆふぃの死とか、両親の目的とか、フレイヤとか、ななりーの死(生きてたけど)とか、しゅな様の横槍とかがなかったなら、あるいは(るるの真意を知らない)誰か一人でもるるの優しさを信じてくれていたなら、…憎い仇であっても、るるが死んだら哀しいという自分の本心を、くるるぎが認め、るるに告げる勇気を持っていたなら、違った結末になっていたのかもしれないな、と思います。

みねずが希望する後日談

みねずはるるが大好きだけど、自分の都合であれだけの人を死なせたからには、やっぱりちゃんと死ぬのが相当だと、そう思った訳ですよ。だからこそ、他の面々にもそれなりの後日談を望む!例えば、

・扇:偉くなって十数年、奥さんの乳も垂れ始めてきた頃、賄賂として送られてきた若いおなごについ手を出して、性病になり、妻にも伝染してしまう。妻は当然激怒して夫の局部を踏み付けたあげく電撃離婚。子供の親権も取られる。娘には「パパなんて大っ嫌い!不潔よ!!」と罵られ、一気に毛髪が減少し、離婚の真相を週刊誌にスッパ抜かれて失脚。

・しんく-:戦いから数カ月後、天子に看取られて没。遺言は「あの世で、ルルーシュに謝ってきます…。」。

・くるるぎ:ゼロの衣装を(もっとマトモなのに)リニューアルしたい発作にたびたび襲われる。そんなときにかぎってしつ様が様子を見に来て、嫌味ったらしくCの世界のるると会話するので、ななりーと一緒になって「ずるいずるい!俺(私)もルルーシュ(お兄様)と話したい!!」とだだをこねる。


……なんてのがいいな!

R2第二十五話


嗚呼終わった…。るるの死は勿論哀しいけど、結局は自分の思い通りに信念を貫いて逝ったんだから、わりかし納得出来ました。ゼロ・レクイエムについては大方の予想通りで、こんな簡単なことも察してあげられなかった諸々の人達(特にななりー)は実際情けないとは思いますが、頭に血が上った人間なんてあんなもんなのかもしれませんね…。ある意味るるが勝ち逃げしたことで、遅まきながら真相に気付いた人達は一生後悔しながら精一杯生きてくれたらそれでいいと思います(今思うと、ディートだけわざわざ殺したのは、真相をバラされない為なんでしょうね)。るる本人は、ななりーの言葉だけで十分報われたと気になっただろうし(アバンでは本気でななりーを嫌いになる一歩手前までいったけど)。きっとCの世界でシャーリーやろろやゆふぃと仲良くしてることでしょう。あの三人はるる大好きだから、絶対迎えに来てくれたはず。しつ様の願いは叶えてあげられなかったけど、しつ様だって途中までは騙してたようなもんなんだからおあいこでしょう。
死んで楽になったるるより、生きろぎあすで生き続けるくるるぎの方がキツイですよね~。るるとゆふぃという、特別な存在が二人共いなくなった世界(しかも、二人共悪役として退場したから悪口叩かれちゃうんだぜ)で、個人の幸せ全くなしで仮面を被って生き続けるって…生き地獄じゃないですか。なまじ丈夫に生まれついたばっかりに、相当長生きしそうだし。しつ様みたく死者と会話も出来ないから、寿命で死ぬまで何の慰めもないまま…。売られた復讐としては充分溜飲が下がったことでしょう。
しゅな様にかけた「ゼロに従え」ぎあすは、ゼロ=るるだと知っていたからこそ素顔のるるに従っていたと思うのですが、ゼロ仮面でもオッケーなのですね。…ということは、あの仮面してたら誰の命令にも従っちゃうわけか(笑)。結局、100代皇帝はななり-ですか?(民主制になったのかもしれないけど)フレイヤばんばん打ったことも、るるを倒す為だったから仕方ないという屁理屈で押し切ったのか…。人類のIQが低すぎる気もするけど、るるが草場の陰で喜んでるだろうから別にいいや。
見終わって一番気にかかるのは、扇が出世してるとかそんな些細なことよりも、オレンジ畑で働いてたアーニャですよっ!?!……養女だよね?

偽者の弟>>>本物の妹

ななりーの瞳は……ちょっぴり垂れ目なんだと信じていたのにっ!超美人系のるるの弟妹は、ほんの少し垂れ目の可愛い系が良かったんだ-!!ていうか、瞼を閉じてる時の顔が垂れ目っぽいのに、どうして縦長楕円なんですか…っ(泣)。るるの妹だと思わなければ、あれはあれで可愛いと思うんですが、るると並ぶ時のことを考えると、やっぱり垂れ目が良かった…(本来みねずは垂れ目って好きじゃないんですがね)。ろろが絶妙のバランスだっただけに、ななりーの瞳が哀しい…。瞳の色も、ろろの方がるると兄弟に見えるし。
プロフィール

みねず あおい

Author:みねず あおい
日々の溜息と絶叫を綴っている日記(更新記録も此処)。史上最強の弟子や星矢Ωの感想を投下。最近はアンリミコミカライズの感想も書いてます。

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