CM88 8/15(土) 西地区 "つ" ブロック 17a ゼラニウムの庭

夏コミ受かりました!CM88 8/15(土) 西地区 "つ" ブロック 17a ゼラニウムの庭 です。

<当日新刊>
『君と僕の壊れた世界』(史上最強の弟子ケンイチ)夏兼(♀)R18
『恋はドッグファイト!』』(史上最強の弟子ケンイチ)田中VS翔→兼一←夏R16
『深夜十二時以降は餌を与えないでください』(Fate)士郎→アーチャー

 コピー誌と無料配布SSが出来たのでお品書きをupします。一応支部にも同じものを載せています(長らく読み専だったけど最近ちょっと使い始めた)。
 しかしアレですね。ちょっと予定より早く出来上がったりすると、もうちょっと頑張ればもう一冊いけるんじゃね?という気分になってくるのだから人間は欲深いものです…。

お品書きL

↓本文サンプル
『君と僕の壊れた世界』夏→兼一(♀)

第一幕 信じる者の幸福

 ボクは白浜兼一。こんな名前だけど一応女の子だ。…父さんがこの名前しか考えてなくって、いざボクが生まれてみたら女の子で慌てたけどしっくりくる名前が思い浮かばず結局そのまま役所に届けたらしい。
この名前のせいで子供の頃からしょっちゅう男の子と間違えられるものだから、いちいち説明するのも面倒臭くて行きずりの相手には男で通すことがほとんどだった。妹のほのかにも、人前では「お兄ちゃん」と呼ばせている。つい最近までは制服も男子用を着用していたくらいだ。……そう、つい最近まで。ボクが同級生の谷本夏君と付き合い始めるまでは。

 とは言っても。夏君に見てもらう為にスカートを履くようになった訳ではない(残念ながら、と言っておこう)。なにしろ、ボクは人生十六年間のほとんどをズボンで通してきたのだ。スカートを履く、という発想が自分の中になかった。そのため、付き合い始めの頃は照れてちょっと赤くなった夏君と二人、手を繋いで登下校したりしていた(学生服のままで!)。そのうち、見かねた新島が(最初のうちは影で笑っていたらしい)「おまえら、端から見たらただのホモだぞ」と教えてくれた…。
――もっと早く教えてくれよ!!
…どーりでまわりからじろじろ見られたはずだ。指さしてくる子供とかいたし。
ようやく真実を悟った(空気を読んだ)ボクは、いつものように差し出しされた夏君の掌を見つめてこう言った。
「…ボクなんかと手を繋いで歩いてたら、変なやつだと思われちゃうよ。」
夏君はちょっと怒ったような顔をして、ボクの手を乱暴に掴んで歩き出した。そして、ボクの顔を見ないまま、
「他のやつらがどう思おうと、オレとお前に関係ねーだろ。」
と呟いた。


『恋はドッグファイト!』田中VS翔→兼一←夏

――視線を感じる…。しかも、すぐ傍から!
……じょぼじょぼじょぼ。
 あまりお茶の間ではお聞かせ出来ないSEが左右から聞こえてくるが、兼一はズボンのジッパーに手をかけた状態で固まっていた。
「あれ、兼一君、どうしたんだ~い?」
「ションベンいきてえって言ったのはテメエだろうが。とっとと出せ。」
――いやいやいや!僕はトイレに行くって言っただけで、一緒に来てなんて言ってないよ?
「連れションは男の友情じゃな~い♪」
「いいから早くしろ。」
――じゃああっち向いててよ!何で凝視してるのさ!
 武田は笑顔で兼一のリアクションを見守っているし、夏は夏で、無表情のまま兼一の股間から視線が動かない。はっきり言って怖い。
「…ッ!?」
 個室を使おうかと考えたところで、夏の身体が不意に揺れた。
「夏君!?」
 肩から壁にぶつかりそうになった夏は、咄嗟に手を着いて自分を支えた。それから、自分の掌を見つめ、何度か拳を握ったり開いたりしている。
「…夏君?大丈夫?」
「谷本、立ちくらみか~い?」
「…ああ。問題ない。」
「本当に?」
「このところ、真夏日が続いてるからね~。」
「槍月さんの修行で、打ち所が悪かったとか…。」
 兼一と武田があーだこーだと言っている間も、夏は無言で何かを考えているようだった。
「ところで兼一君、もうトイレはいいのか~い?」
「あっ。」
――忘れてた。
 改めてズボンのジッパーに手をかけるも、やはり隣からの視線が気になる。
「…あの、武田さんたちは先に戻って…。」
「遠慮するこたないじゃな~い。兼一君が用を足すまでの間くらい待ってるって!」
――じゃあ向こう向いててくださいよ!そんなにじっと見られてたら、出るものも出ないってば!
「いや、その…だから、見られてると出し難いんですってば!」
「そうか。なら俺が手伝ってやるよ。」

『深夜十二時以降は餌を与えないでください』士郎→アーチャー

…ちょっと考えてみてほしい。

 己の高すぎる理想が、人の形をとって目の前に現れたんだ。…好きになるだろ、普通!しかも、(限定的とはいえ)自分にはそれを意のままにできる手段と権利がある(聖杯の存在に感謝したのは初めてだ)。勿論、たった三回きりの命令権を人権ガン無視な欲望に費やしてしまえば、以後の関係が悪化するには火を見るより明らかだったが、どうせ元々相手の好感度は最低値をマイナス方向に振り切っている。おまけに、誠意や努力による回復の見込みは、自分が自分である限りほぼゼロに等しい。加えて、奴は人間の形をしていても、人間の範疇に入らない。とことん頑丈に出来ているので多少の無茶ではびくともしないし、とっくの昔に死んでるから人権なんてものは存在しないのだ。

 ここまで条件が揃っていてナニもしないほど、衛宮士郎は枯れた人間ではなかった。


――そうと決まれば、早速準備だ。


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みねず あおい

Author:みねず あおい
日々の溜息と絶叫を綴っている日記(更新記録も此処)。史上最強の弟子や星矢Ωの感想を投下。最近はアンリミコミカライズの感想も書いてます。

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